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2006.08.18vol.44
その気持ち、富裕層のキモチ
第44号
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都心ではマンションなど住宅用地が不足している。
その理由は5年ほど前から、
外資系企業やファンド関連の企業が都心を中心に土地を買ったり、
またはこれらファンド企業にマンションを売るために
日本企業が土地を買いあさったり・・・
その結果土地価格は急騰。
最近の土地取引、特に民間の入札案件は
まるでバブルのような取引価格となっている。
来年には都心マンションは
坪当たり、1,000万円以上のマンションが登場するであろう。
◆◆◆高額マンション用地 その7 千代田区番町◆◆◆
さて、今日は高額マンションの成り立つエリアのシリーズ7弾目。
千代田区番町である。
東京都のほぼ真ん中の千代田区番町も高級住宅地としての歴史は長い。
現在、番町は一番町から六番町まである。
もともと番町は江戸城の西側、外堀と内堀の間に広がっていた
役職付きの旗本たちの住む武家地であった。
番町の由来は,大番士の組屋敷が造られたことによる。
明治維新後にはイギリスが大使館を置き、
官吏や文化人の高級住宅街となっていき、現在に至っている。
高級住宅地としての歴史も長く、
世代交代の中でマンション用地として取引されているケースが多い。
また大手企業が役員専用の厚生施設として所有。
リストラによって手放し、その土地がマンションになったケースも
いくつか見られる。
一番町から六番町の世帯数は3,593世帯、人口は8,326人。
1世帯当たりの構成人員数は平均で2.31人と
千代田区平均の2.25人よりも若干多い。
渋谷区は平均1.86人であるのに比較すると
家族数はまだ多いエリアである。
しかし、番町の特徴は家族数ではない。
最も特筆すべきは世帯年収の高さである。
町別の世帯収入は以下の通り。
一番町・・・1,320万円
六番町・・・1,282万円
三番町・・・1,116万円
二番町・・・1,075万円
四番町・・・1,049万円
五番町・・・ 825万円
なんと、五番町以外は全て1,000万円以上である。
(平成12年国勢調査)
しかし、超都心で利便性も高く
五番町などは業務化が進みビルが増加。
他の番町に比べ高級住宅地のイメージは低い。
一方、番町の中でも高級マンションが建ち並ぶエリアも当然のことながらある。
そのエリアは「行人坂」周辺である。
「行人坂」は三番町と四番町の間の南傾斜の坂である。
因みに、この行人坂界隈の路線価は1,000千円/m2であり
路線価としては決して高くないが、非常に閑静でしかも街並みも整然としている。
また、この坂沿いに建設されているマンションのグレードも高い。
番町を代表するエリアといっても過言ではない。
行人坂周辺だけではなく、番町には根強いファンがいて、
番町内のマンションの販売は比較的順調な物件が多い。
最近では三菱地所が分譲した番町パークハウスは2億円超の住戸も多かったが、
かなり早いスピードで完売をした。
販売単価は@432万円/坪。
昨年の11月に分譲をスタートしたがその時には
この価格も決して安いとは思わなかったが
今となっては、かなり安いイメージがする。
この番町には昭和の時代から現在に至るまで、数多くのマンションがある。
しかし、バブル期には殆ど供給がなかったことも
番町というエリアの大きな特徴である。
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