| http://www.fuyuso.com/
●○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○●
2006.06.02vol.43
その気持ち、富裕層のキモチ
第43号
●○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○●
◆◆◆高額マンション用地 その6 成城◆◆◆
ここ2、3年、高額物件は都心部に集中して
世田谷エリアの供給は減少している。
しかしながら成城は路線価を見ても平米50万円を超える住宅地で、
「高級住宅地」である。
成城は成城学園が現在地に移転してきたことに由来している。
学校法人成城学園が小田急電鉄にこの駅を開設させて宅地開発を行い、
その利益で一角に学校を建設した。
その後、1926年(大正15年)に7年制の成城高等学校を創設。
翌年には、成城高等女学校を創設。
戦後の学制改革によって、成城高等学校及び成城高等女学校は廃止され、
1950年(昭和25年)成城大学が新制の大学として創設された。
民俗学者の柳田圀男らも参加したという成城学園の街作りは、
塀の低い生け垣にさまざまな樹や花を植えるという、
成城ならではのスタイルを徹底した建設が進められた。
いまだに生垣の戸建てを目にするのも、このころの名残であろう。
高級戸建て住宅地として、
大田区の田園調布と成城はともにならび称されているが、
田園調布は高い塀がならんでいて
成城の街並みとは異なったイメージがある。
昭和2年に小田急線が開通し、成城学園駅が誕生。
足まわりが良くなったのと同時に駅周辺の開発も活発化した。
現在の成城は、北口の成城学園中・高、成城大学、成城短大をはじめ、
南口には武蔵工業大付属高校、東横学園小学校、
砧中学、明正小学校などがあり、
近隣には砧公園、世田谷美術館があるなど文教地区となっている。
北口側は成城4丁目〜6丁目で一種低層住宅地が広がる高級住宅地。
南口側は成城1丁目〜3丁目で
小田急線沿いをはじめ中層マンションが見られる。
北原白秋、大江健三郎、水上勉といった文士、
民俗学者の柳田圀男や、指揮者の小澤征爾、映画監督の故黒澤明ら
文化人が愛した町であり、
また田村正和、杉良太郎、加山雄三、所ジョージなどの芸能人も
多数在住することで知られている。
故石原裕次郎の自宅があったことも有名である。
これらの有名人の自宅は北口側にある。
イメージ通り高額所得者も多く、
所得税納税額1,000万円以上の数も世田谷区で一番多い。
世田谷区:
1位 成城 243人
2位 深沢 143人
3位 等々力 133人
この数は港区の南麻布、南青山とほぼ同数である。
現在、北口側で分譲されているマンションは
8丁目の「ルネ成城」(総合地所)と
5丁目の「成城レジデンス」(ダイア建設)だけである。
「成城レジデンス」は「成城学園」駅から徒歩6分。
北口側では非常に稀少な立地である。
竹中工務店の施工で、3階建て総戸数16戸と
成城の街並みに相応しいといってもいい規模といえよう。
価格も8,000万円台〜1億3,000万円台。
周辺の環境を良く理解した、本格的なレジデンスである。
歴史性、由緒性ともに備わった住宅街は都内にも数えるほどしかない。
マンション開発は、このような、
環境を十分理解した建物計画を進めることが
一流デベロッパーの証となろう。
|