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富裕層マーケットにおいて実績を重ねてきたマーケッター青木則宣が、富裕層のマインドや行動を読み解く。
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                           2006.05.19vol.42

           その気持ち、富裕層のキモチ

               第42号

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先日、韓国の超高額タワーマンションの見学に行きました。

韓国はバブル期であるということですが、
当然のことながら街はいたって普通で、
バブル期の東京の銀座のような光景は見られませんでした。

見学したマンションは知人が所有する
160m2の4LDK+DEN、東南角部屋。

部屋からは清渓川(チョンゲチョン)を望む眺望に優れる住戸でした。

この川の川面が見えることもステイタスの一要因のようで、
福岡の大濠公園の池の水面が見える住戸の評価が高いことと同様です。

韓国の高級マンションといっても
東京都心の高級マンションに勝るものはないと思っていましたが、
全く異なり、見学したマンションは東京にはない設備も多く、
今後の商品企画には大きな参考となりました。

ですが、韓国のバブルもそろそろ終わるのでは、という話も聞きます。
韓国の富裕層はどの国に目を向けるのでしょう。

 

◆◆◆高額マンション用地 その5 城南五山 御殿山◆◆◆

城南五山シリーズの4弾。御殿山です。

御殿山の名称は、太田道灌が江戸城を築く前の長禄(1457-60)の頃に
屋形を構えていたという伝承に由来するとの説もあるが、
「品川御殿」から命名されたと考えられる.

江戸時代初期から元禄15年(1702)にかけて、
この地に将軍家の品川御殿が設けられ、
鷹狩の際の休息所として、
また幕府の重臣を招いての茶会の場として利用されていた。

御殿の位置は現北品川3丁目5番付近と推定されるが
御殿山といわれる住宅地は現在の
品川区北品川3丁目、4丁目、5丁目あたりである。

このあたりは、江戸の頃より、
将軍や大名の別邸がおかれた由緒ある土地柄。

幕末になると、御殿山は外国公使館用地に割り当てられるが、
英国をはじめとする公使館はこの地に落ち着くことなく、
明治以降は、多くの財界人、文化人たちの邸宅街として、
この緑濃い風情が守られてきた。

基本的には戸建て住宅街であるが、
90年7月に御殿山ヒルズが竣工してから、
マンションの供給が増加した。

御殿山ヒルズ旧名称で、現在は御殿山ガーデンと呼ばれている。

この御殿山ガーデンの中の御殿山トラストコートは
地上25階建ての賃貸108戸の住宅棟である。

その他、ガーデンにはホテルラフォーレ東京や日本庭園もある。

空地率は63%もあり非常に贅沢な空間が演出されている。

ちなみに住宅棟の賃料は35万円〜250万円。

専有面積は58m2〜363m2までで100m2超が多い。

最近は御殿山東側の大崎エリアの分譲マンションも
御殿山と名乗っている物件が多く見られる。

また、御殿山の代表的なエリアである北品川4丁目には美術館がある。

原美術館がそれである。

名称の通り御殿山居住の原氏が所有・管理しており、
コレクションにはアンディ・ウォーホールなどの作品が並ぶ。

都心でありながら他の住宅街にはない贅沢な雰囲気が漂う。

城南五山の中でもひと味違う住宅街である。



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